小さなステージから

音楽のすべて

小さなステージから(リニューアル)5.大学でいかに学ぶか?

「PBCって知ってる?」
「さあ?」
「パーフェクト・ボディ・コントロールって言って(後にプライマル・ボディ・コントロ ールと改名)、谷崎テトラさんとジャン・ピエール・天津さんが、モーツァルテ・ユーゲンテを母体に作ったボディのバンドだよ。」
「あっ、そう?」
「当時はインダストリアルやEBMの事をボディという言葉で呼んでいたんだよ。」
「それで?」
「PBCは中古盤屋で100円コーナーに1枚は有るよ。」
「21st century sweet lucyだろ?」
「そう。ボディと言えば太陽レコードのソフト・バレー」
「body to body/KO.KA.GE.NI.のシングルだろ?」
「後にアルファから同じ内容のシングルを出す。」
「そんなの誰でも知ってるよ。」
「ボディと言えばテクノ。「delic」というインディーズ・テクノ・マガジンが有って、小暮秀夫さんと渡辺健吾さんがやってたんだけど、小暮さんがボディ好きでボディのバンドを沢山紹介してたんだよ。」
「テクノと言えば当時アルファのディレクターだった弘石雅和さんも活躍してました。」
「吉祥寺に33rpmというテクノの店が有って、みんな盛り上がってたのよ。」
「店員のHISASIくんはガルト・デップというテクノバンドのクリエイター&ヴォーカルだったね。」
「みんな下北のzooの水曜日、DJ関根のテクノ,Madchesterナイトに来て踊りまくってたんだよ。」
「俺はクラブってスカしてて嫌だ。」
「みんなフレンドリーでよかったのにー」
「木曜日のギターポップ、ダーク・サイケの日には小山田やオザケンも行ってたらしい。」
「水曜日はVJも有ったし、ピコリンのキュートメンというバンドがデビューしたし。」
「大学生はテクノ好きだよね。」
「大学でいかに学ぶか悩んだりね。」
「大学入るのが目的に受験勉強して、大学入ったら自分が何をやりたいか解らない。よくある話さ。」
「そんな時、AMPという音楽サークルが有って、それに参加して僕のバンドが組めて生きがいだったなあ。」
「お前、一人でやってたんじゃないか?」
「始めは6人組で、3人になり、2人になって、1人になったんだよ。」
「始めは生バンドで、後は一人でレコーディングか?」
「そう、始めはライブやってたんだい。」
「YouTubeでEG HITSやwe will lick youアップしてるもんな。一人で。」
「踊り恥ずかしいけど再アップしました。」
「お父さんが悲しむな。」
「父ちゃん、ごめん。」


ヲタクの夜は更ける。
ではまた!