小さなステージから

音楽のすべて

「腹ふり」町田町蔵+北澤組(小さなステージから)

町田町蔵の最高傑作って「ボリス・ヴィアンの憤り」だと思います。
でもアルバムでは「INU」の「飯喰うな」が最高だと思います。
が、しかし、このアルバム北澤組の「腹ふり」名曲アルバムです。
何と言っても歌詞が良い。国分寺のヒッピーバンドのフリージャズに載せた歌詞、語り
の数々。ラストの「六尺八寸様」泣ける。町蔵で泣くな。と言われても泣く。
北澤組と町蔵を観に高円寺のショー・ボートに行ったのも思い出される。職場の同僚だった
「コラプス・ソサエティー」というバンドのドラマーと観に行った。彼とは「エレキブラン」も観に行った。町田康になってからの北澤組は「じゃがたら」のカバーの「タンゴ」がよい。「人を苦しめて生きてきた。可愛い彼女も俺を見捨てた」と「脳内シャッフル革命」の一曲で康は歌っているが実話なのかな?康になってからの町蔵は虚実ないまぜの印象があるので、にわかには信じがたい。真実一路の孤高のパンク・ロッカー町蔵の「六尺八寸様」
を聴いてあなたも泣いてください。