古本屋に行き古本を買う。図書館に行き本を借りる。 読まないで手放す。 僕お苦手なんです。活字の細かいの見るの。 楽器を買って楽譜を買ってなにもしない。ってどー言うこと―。 僕の音感は半音ずれているのです、 何かを作りたいがなにも作らないし、作れないのです。 何もできないのにただ見てるだけじゃなくて... 続きをみる
俳句のブログ記事
俳句(ムラゴンブログ全体)-
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春 「春が来て僕は美人を待ちてをり」 「立春や歳の差なんて気にしない」 「待ちわびてをるのだよ春の人」 「ネコの恋かなうものではあるだろか」 「モトカノを今は忘れし恋の猫」 「恋猫の目は血走ってをりにけり」 「春めきて友に3人純子さん」 「美少女の登場なりきひなまつり」 「春めきて我が捲り手に触れ... 続きをみる
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新年 「お父さんお父さんお父さん」と新年 夢は見ぬ父の一言初泣きや 寂しきと思うが程の三が日 本年も一人から来し賀状かな ほのぼのと独り浸かりし初湯かな 初刷りの文字のくっきりくっきりと しみじみと冴えわたる声初電話 正月は一年分のTVかな 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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唇が寒し望みとうらはらに 皸が痛し家業も継がぬのに 飾り売りやたら気軽に声掛けぬ 小春にぞハミングをしていたり おはようと言いて気が付く息白し 着ぶくれて意中の人に会いに行き 今泣けば抜け殻になる寝酒かな 鰭酒や値段無かりし店で飲む 雪女郎BARの片隅をりにけり 俳句って音楽だと思うのよ。 よろし... 続きをみる
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湯冷めせし乙女の髪の薫り立つ すずろなる神の留守にぞ如何せん 訳もなく憤りしは神の留守 熱燗の父死ぬるまで父であり 美少女のマスク純白友はレズ ふと見れば障子の影の女人かな 生欠伸促したるは置炬燵 おはようと言ひて気が付く息白し 六人が部屋におりしが咳一人 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願... 続きをみる
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マスカラの女見ている秋の昼 ただ青く青く澄みたり秋の空 キャバクラを終えて帰るは秋の蝶 憂き我にまとわりつきぬ秋の雨 飽くまでも俺は一人や秋の夜 星飛びて彼の生きるを願いたり なにもただ手につかぬまま冷まじき 秋の土アスファルトからはみ出しぬ 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いします。
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大学のサークルの友人と浅草に遊びに行きました。水上バスに乗って、ザッパの〇△□やfromwhere nowhereを訳して風呂入って脳ワヤやとか言って、あなたってザッパ博士?とか言われるうちに浅草寺に着きました。そう、はなやしき隣の寺は菊供養とは浅草寺だったのです。後年踊りに行った「愛クラブ」も門... 続きをみる
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ストレートティーを飲み干し秋の昼 会計をグラフにしたり秋の昼 ありがとうございましたと敬老日 秋日和点きっぱなしの電気かな 音量を下げて聴くなり秋の音 他よりも静かな部屋や秋驟雨 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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もの問えば答ゆる人の秋深し 大小の便のみで生き生身魂 生身魂朝食介護三時間 生身魂パパーパパーと叫びをり 生身魂宗教なぞに騙さるる 生身魂鉄の意志にて生きている 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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秋の恋幸せならば手を叩け 失恋もスキルの一つ秋の恋 恋犬のただ吠えるなり秋の恋 秋晴れのただ一筋の雲の線 ただ青く青くありけり秋晴れや 秋の恋それでも地球は回ってる 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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来客の帰りし刻に秋の雨 手花火の膨らんでから落ちにけり 窓を閉め秋の雷聞きてをり 秋の蚊は眠りし時にブーと飛び 秋の雨深夜に降りてをりにけり この度はオニ公園で手花火や しばらくは雨音ばかり秋の土 威勢よくバサッと切りぬ松手入れ 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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立待の月を待てるが曇りかな 我が心見透かしてをり案山子立つ 生協の今日もオバちゃん蚯蚓鳴く 再起動せしコンピュータお螻蛄鳴く たちまちに暗くなる晩待宵や 美人さん来るはずだった秋の昼 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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初紅葉不動明王またたかず 踊り子のあえかなるゆえ恋しかり 折込の秋めいてくる昨日今日 飽きもせぬ独り相撲や残暑なり 秋憂い一人で部屋に居る自由 秋高し隣に誰も居ぬ自由 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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夜学子の授業の後はバイトなり 夜仕事の送迎バスに乗りにけり 飽きもせず刹那に燈火親しまん 想ひ出は線香花火切なくて 花火散るわれの心のどこか散る 墓参り既に誰かが花を生け 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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美少女と美女がおしゃべり秋の昼 出来もせず夢を語れり秋の昼 宵闇に静かになりぬ空調や 秋出水エアコンの下吹きだせり それはそれこれはこれなり秋の昼 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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その顔はへのへのもへじ案山子かな バッティングセンターにをり秋日和 割った皿数えてをれり百八燈 墓参り卒塔婆が一つ新しき 先生と呼ばれ古書屋で秋日和 ブラザーと呼ばれ振り向く秋日和 交番で直立不動秋日和 カラフルな奴が毒なり茸狩り 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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我が血ならだうぞ吸はれむ秋の蚊よ 破れ芭蕉人の通わぬ路地にあり みのむしがぬくぬくとしてをりにけり 六道に参り展望台へ行く 重力に従いてをり木の実落つ 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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コンタクトレンズに秋の澄みにけり しばらくは雨音ばかり秋驟雨 妹あれば妹想ふべし露けしや わすらるるように浮かびし夕の月 名月やジャスミンティを飲みにけり 予報士の声張り上げて野分かな 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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重陽のアイロンかけてをりにけり t-シャツを上手くたたんで菊の日や 七夕のわれてもすえにあわんとぞ 裏の畑案山子が立ちてをりにけり 菊の日の誰れがために鐘は鳴る 寄せ書きの中央に母菊の日や 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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語るなら失楽園の林檎かな 柿の村山に里にと熟れにけり むっとせし金木犀の香りかな 二人ならどんなことでも山葡萄 眠いとも思はなくなり夜の仕事 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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袖に触れ何かの縁と月見かな 面会の人の香仄か秋の昼 定食のAB選び夜食かな 試験管並べるだけの夜業かな 十六夜やいざ酔いませうふたりして 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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秋の壁白き上にも白きかな 秋麗や麗人が来て盛り上がり とんとまあ癒えぬ患者と医師の秋 灯籠の纏ふはおのが光のみ 肌寒く長袖シャツを選びをり 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いします。
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天高し地上は子等が走りをり 空中をゴロゴロと鳴り秋の雷 新涼の黒鍵が鳴るピアノかな うっかりと二百十日の中にをり 秋澄みて墨汁の染み減りにけり をりとりてはらりと軽き猫じゃらし よろしくお願いいたします。
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本日は凶でありけり蚯蚓鳴く 愁思とは由無き事と思ひけり 鳩吹くや小さき嘘を楽しまん 解夏の僧足軽やかに歩きけり 俳句って音楽だと思うのよ。 よろしくお願いいたします。
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辛いとき存分に泣け生身魂 墓参り墓地で昼飯喰らひけり 七夕の夢のごとくは如何せん 故人の間添えてあるのは真菰の馬 俳句って音楽だと思うのよ。よろしくお願いします。
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戯れに訪れてをり秋の寺 秋遍路年に一度の飯を乞ふ 六地蔵詣でて踵かへすなり 草の実に呆けた母親語りかけ 俳句も言わば”音楽”なのよ。