nishitaという日系人とビースティー・ボーイズが交通事故で出会って作られた１枚。

１DJ３マイクなだけで無くハードコア・パンク・バンド出身のビースティーのバンドサウンド！が堪能できる。nishitaという人のキーボードも良い。この１枚からビースティーは変わった。たんなるオールドスクールとは一線を画した。ヒップホップのみではなくロックとしても名盤と言える。「time for living」のロックサウンド、ビースティーの出自たるものだ。
「pass the mic」のRAP合戦もキャッチーで盛り上がる。「mark on the bus」の気持ち良く解るわあ。「netty's girl」のおとぼけなラストも良いぞ。「the maestro」のガキのようなライム笑える。「the blue num」の休憩も良かった。全体にバンドサウンドと解りやすいライムが日本人には嬉しい。みんなもう聴いたよね。聴いていない人は直ぐ聴くべし。