小さなステージから

音楽のすべて

ヤマジカズヒデ「クロウル」(小さなステージから)

ヤマジ氏は天才である。そして、そのファースト・ソロ・アルバムが「クロウル」である。
「sunday paffce 36。」のピアノ。ハッキリ言って下手だが、歌心のある人が弾くと音楽的に聴こえるのだなあ。
「after the goldrush(シアン1)」ニール・ヤングのカバーに日本語の歌詞。素晴らしい。
「ハルシオン」穏やかな佳曲である。ハルシオンの事はまあ黙っていよう。
「オモト(シアン2)」ギターの絡み具合が良い。
「water colour」dip the flagの持ち曲であるが名曲である。打楽器、ガンコの響きが気持ち良い。
「dear prudence(+echoes)」ビートルズの曲だが、コメントは避ける。.まあやりたかったんだろう。
「真空管」この曲の歌詞。山路の絶唱。アルバムのハイライトである。こうなると天才は止められない。
「セル」ほのぼのとした演奏に穏やかな歌詞。とても落ち着きます。でもないか?
歌いあげてるし。ギター叫んでるし。
「sunday paffce」のリプライズ。アルバムの締めです。ピンク・フロイドっぽいな。


個人的にはヤマジの最高傑作だと思うのは、dip the flagの「ERA」というCDの「口紅」という曲だとおもいます。歌詞に毎回ドラッグのことが出てくるのは、まあしょうがないです。
天才の音楽を聴きたいなら、このアルバム「クロウル」からどうぞ!