小さなステージから

音楽のすべて

a certain ratio「FORCE」(小さなステージから)

先に言っておく。このアルバムには「くよくよするなよ(don't you worry about a thing)
」も「シャック・アップ」も入っていない。しかしながら「シャック・アップ」を含む
ACRのFUNK3部作の2曲「bootsy」「ミッキー・ウェイ」が収録されている。
とにかく「ミッキー・ウェイ」が名曲なのよ。単純なリフレインが実にFUNKなのよ。
つまり白人による黒人音楽の解釈は不器用ですからトーキング・ヘッズのようにかなり消化していても、やっぱり白人じゃん、と言われるのですが、白人のグルーブ(プログレなどを執ってみても)はそれはそれで楽しいのです。白人のグルーブで、巧いと思わせるのが、まさにACRなのです。ただね、シリアスなあまり暗いのがこのバンドの欠点かな?まあしょうがないです。ディスク・ユニオン辺りで安く売っているみたいだから、白人のグルーブが聴きたいと思ったら、手に取ってみてはいかがでしょうか?ACRのアルバムの中でもお勧めです。