小さなステージから

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「surf panic '95」ザ・サーフ・コースターズ

ビーチ・ボーイズがそうであったように、サーフ・コースターズも「陸ファー(おかふぁー、と読む)」だったのだろうか?フロア・タㇺの連打で始まる彼らのファースト・アルバム!鈴木慶一とOTO!がプロデュースしたのも凄い!サーフ・サウンドなのにちっとも爽やかじゃない。暑っ苦しい。ライブハウスの熱気を伝えてくれる。そんな感じなのである。
サーフというよりはガレージ・パンクなのだ。ソフト・ロックの美しいコーラス・ワークなど皆無なのである。(パンクと言えば激情型ハードコアと呼ぶそうなのだが、「blue friend」もお勧めである。)一時期のcureにもギターが似てる。だからといってcureがサーフ・ロックをやったわけではないので、誤解無きよう。とにかくドラマーが上手いなあ。
(ドラマーの良いバンドは、大抵良いバンドである。大原の居たdip the flag とか良いバンドだった。)ギターのテケテケ具合も良いし、ベースも唸ってるし、暑っ苦しい部屋でエアコンもかけずにじいーっと座っているときに聴くとナイス!なのだ。
95年はJ-POPの当たり年で、名作が沢山出てるから探してごらん?(すちゃだら、とか)
サーフィンができれば良かったなあ?
                              (小さなステージから)