唇が寒し望みとうらはらに
皸が痛し家業も継がぬのに
飾り売りやたら気軽に声掛けぬ
小春にぞハミングをしていたり
おはようと言いて気が付く息白し
着ぶくれて意中の人に会いに行き
今泣けば抜け殻になる寝酒かな
鰭酒や値段無かりし店で飲む
雪女郎BARの片隅をりにけり
俳句って音楽だと思うのよ。
よろしくお願いいたします。
唇が寒し望みとうらはらに
皸が痛し家業も継がぬのに
飾り売りやたら気軽に声掛けぬ
小春にぞハミングをしていたり
おはようと言いて気が付く息白し
着ぶくれて意中の人に会いに行き
今泣けば抜け殻になる寝酒かな
鰭酒や値段無かりし店で飲む
雪女郎BARの片隅をりにけり
俳句って音楽だと思うのよ。
よろしくお願いいたします。
ネタバレ感想です。
メタルと言ってもヘビーメタルバンドのドキュメンタリー映画ではなく、中途失聴者の苦悩がテーマでした。
中途失聴の病気の受容がテーマなのですが、自分の慢性血栓塞栓性肺高血圧症の受容と重ね合わせて、救いは無いな、と思いました。発病したらそれを受け入れてリハビリを謙虚な態度でするほか無い。前の自分には戻れない。一切合切を捨てて、自分に有ったすべての可能性を断念するほかない。他人には解らない。慢性血塞栓性肺高血圧症の発病5年後の生存率は75%と言われています。4分の1は死ぬんです。
自分の発病は心不全で気を失って救急車で病院に搬送されました。病人なのです。現在入院していないのが噓のようです。
病気に患ったからには病気を背負って生きていかなきゃならないのです。
因みに、映画の主人公は始めヘビーメタルバンドのドラマーとして登場します。そこで小さなステージから、としてはあえて、私の好きな音楽、好きな曲、のコーナーに投稿させていただきます。ご一読ありがとうございました。(小さなステージから)
本編から、雑談形式に変ります。
「いやあ、驚いたな。yesって神様の事?って真顔で言ってんだもん。近所のおねえちゃん」
「いや、普通だよ。そんなの」
「Nulbarichやキング・ヌー聴いてんだって。そのおねえちゃん。今のは聴かないの?って言うからさ」
「お前プログレしか聴かねえからな。粗大ゴミだよ」
「えっ、4S4KIや苺リナハム、zoomgalsも聴くよ」
「無理すんなよ。イタリアのEL&P,レ・オルメが好きなんだろ?」
「結成40周年で初来日泣けたなあ」
「ドイツのEL&P,トリアンビラート好きなんだろ?」
「カット盤でも名盤だもんな。そう言えばリチャード・ヘルのアルバム、CDなのにカット盤だったな」
「そのリチャード・ヘル自体が古いんだよ。前を見ろよ」
「フランスのYESと言われたアトゥールのCDがディスク・ユニオンで9000円!」
「そのYES自体今の人は聴かないの」
「p-modelも聴きます!」
「初期だけだろ?結局XTCが好きなんだろ?」
「今のXTCは聴きません」
「今のp-modelは聴きませんだろっ」
「はい、聴きません」
「おい、こら待て。逃げるな!」
「ちょっとション便じゃ、パンクオタク」
「俺はパンクじゃないぞう。ちょっとだけ町蔵が好きなだけだよ」
「パンク自体古いっチューの」
「なんだこの野郎!」
「お前こそなんだ!」
「この前お前に貸したCD50枚返せよ」
「麻丘めぐみのサイン入りポスター返せよ」
「金返せ」
「ベン・フォールズネタか?小山田大絶賛だったという」
「結局古いんだよ(泣く)」
ヲタクの夜は更ける。